2020/04/02 12:44

こんにちは!
今日は「はじめての、小さなキリムと小物たち」P26~29に掲載の
クラッチバッグについてお話しします。

遊牧民の袋物は、P31の塩袋のように一枚仕立てで制作されています。
P32~34のピンクッション、サコッシュ、サシェ、P36のキーケースも
一枚仕立てで作りました。
F8の木枠で織れるキリムはタテ糸50本がぎりぎり最大の横幅となります。
そこで、クラッチバッグにはしっかりしたフェルトを縫い合わせることにしたのです。
フェルトは遊牧民の生活でも必需品です。
市販の布は始末が必要だし、キリムとマッチングする布地はなかなかありません。
しかも薄いフェルトや化学染料の色のフェルトも合いません。

そこで、見つけたフェルトが、「北欧雑貨とテディベアのお店 Lintukoto」さんの
ドイツ製ウールフェルト。
2mm厚で大きさも高さを調整して2-3cmカットするだけでほぼ無駄も出ません。

ドイツ製ウールフェルト ツイード調2mm厚 felt4_03グレー
ドイツ製ウールフェルト2mm厚 felt4_04ダークブラウン

しっかりと厚みがあるので、先に目打ちで穴をあけて、
針を刺すとすいすい縫うことができます。


タブレットケースとして使えるサイズです。
フェルトは切りっぱなしでも使えるのがうれしい。
フェルトを手作りするのもいいですね。

ぜひ、クラッチバッグにも挑戦してください。

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仲間がいるとより楽しくなるので、ご参加お待ちしています!

Koyun 由紀子