2020/09/25 10:53

みなさん、こんにちは。

お元気ですか?

拙著「はじめての、小さなキリムと小物たち」を上梓してから、
たくさんの方々がキリムを織り始め、
インスタグラムでUPされている方たちの、
小さなかわいいキリムたちを見ては、「すごいなー」と驚いています。
本だけで織れるなんて!と、本を出していながら変な話ですが、
今まで直接おしえてきたので、このような形で伝承できることに、
喜びを感じています。

とはいえ、見えないところで、断念した方もいるんじゃないか、
と直接お話ししたい気持ちでいっぱいです。
ぜひメールやレビューやSNSを通し、ガシガシお問い合わせくださいね!

さて、コースターをたくさん織ってみて、手ごたえをは感じたら、
タテ糸の数を増やして、P37のポットマットなどに挑戦してみてください。


この豊穣のモチーフはコースターでも作りましたが、クシボーダーで囲って、
大きめに織るとさらに素敵になります。

タテ糸をピンと張ることがきれいに織るための重要なポイントです。
特に両サイドのタテ糸がピンと張れていると、まっすぐ織ることができます。
ゆるんだら結び直しができるように片蝶結びにするのですが、片蝶結びでしっかり結べない場合は
(だんだん上手に結べるようになります)、p42の写真にあるように、
割りばしや紙を丸めて木枠の上部のゆるんだタテ糸の間に挟み込んでください。

また、色をアレンジするときには、隣同士を同系色にしないようにして、
メリハリをつけた配色にしてみてくださいね。

キリム織りの時間を持つことで、みなさんの日常を豊かになりますように。

Koyun由紀子